マイ樽熟成計画(1.0)
このブログの趣旨であるマイ樽熟成について計画を立てたいと思います。
タイトルの1.0は今後状況に応じてアップデートしていきますよ、というエクスキューズです。
<0回目>
・ホワイトリカー (2000ml )
現在進行中のアク抜きです。
途中経過をそろそろ書こうと思いますが、やめ時が自分でも分からなくなってきています。
当初計画では樽をいくつか用意して、ずっとホワイトリカーを入れておく樽を作るつもりでした。サイズ違いを用意して熟成速度の違いも検証したかった。
予算の都合で一つの樽での運用となりましたので、どこかで終了の判断をしようと思います。
<1回目>
・Four Roses イエローラベル (1400ml : 700ml x 2)
初めはバーボンを入れたいと思います。
天使のミニ樽は内面をガッツリとチャーしてあり、何を入れてもバーボンになるのは目に見えています。
ならばお手頃なバーボンを熟成させてみて、多少でも良くなるのか、を試したいと思います。
いくらアク抜きを長くやっているとはいえ、はじめのうちは失敗している方も多いようなので、お手頃なバーボンを使うことで失敗時のダメージを小さくしたい、というリスクヘッジでもあります。
完成イメージはイエローラベルの上位にあたるブラックラベルでしょうか。そんなに単純じゃないとは思いますが。
樽感が出過ぎる場合は、このフェーズを何度か繰り返してもいいかなと思っています。
<2回目>
・From The Barrel ( 1500ml : 500ml x 3)
・マリッジしてよさそうなものを少し加えるか検討中
From The BarrelをTo the Barrelした、と言いたい。
ただそれだけでメインにFTB (From The Barrel)を選びました。
濃厚で複雑な風味を持つFTBをバーボン樽で更に熟成させる必要があるのか、という疑問もありますが、かつてニッカが公式に20ℓ樽に入った状態のFTBを樽ごと販売していましたので*1、追加熟成でもっと良くなる可能性はあるのだと信じています。
マイ樽に入れることによってアルコール度数が少し下がってもっと香りが開くのではないか、という狙いもあります。
あとは、少し何か混ぜて奇跡が起きればいいなぁなんて。
何を加えると良さそうか、はご意見お待ちしています。
<3回目>
・Glenfarclas 105 (2000ml : 1000ml x 2)
熟成によって度数が下がったときに、元々のシェリー感だけでなくバーボン樽由来のバニラ感やフルーツ感が付与されれていれば、とても複雑で面白いものになるのではないかと考えています。
これは次の熟成の準備という狙いもあります。
長期間熟成させることで、どシェリーの風味を樽が吸収してくれれば、次に入れるモノに良い風味を加えてくれるかな、なんて考えています。
<4回目>
・本命の若いシングルモルト2種類くらい
これが実はまだなーんにもイメージがありません。
予定では樽もかなり小慣れているハズなので、シェリーっぽい風味を足しながらじっくりと熟成させることができればと思っています。
ここまでの計画は割とコンサバかなと思っていますが、初めに言った通り、今後の状況に応じて計画は更新して行こうと思います。
アドバイスやこんなのどうだろう、などがあれば教えて下さい。面白そうであれば身代わりとしてやってみようかと思います。