CO2問題のセクシーな解決法
本記事は過去記事を一部編集しての再掲です。
ハイボール大好きおじさんです。家飲み派の皆さんこんにちは。
最初の一杯はハイボール!なんてくらい暖かい日が続きますね。
私は寒がりなのに季節問わずハイボールを飲みます。
冬なんて霜焼けの足をムズムズさせながら、凍えながらハイボールを啜ります。
ハイボールそれ自体は非常においしいのですが、じつはいつもキッチンには大量のペットボトルがあふれていまして、少し困っていました。
春を迎えるにあたって何とかこのペットボトル地獄から抜け出したかったので今日はこの炭酸水問題の解決にピッタリの、新生活が捗る逸品を紹介します。
皆さんは意外とご存じないかもしれませんが、ペットボトルというのは石油でできていて、したがってペットボトルの材料は石油ということになります。
石油を使って容器を作るというのはまったくセクシーではないので、私はこの問題をセクシーに解決したいと思います。
具体的には、可能な限りセクシーに解決します。
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まあ、具体的にはソーダストリームを買ったら神だった、って感じのお話です。
意外とご存じないかもしれませんが、ソーダストリームというのは、お家で簡単に炭酸水が作れちゃうって機械でして、したがってお家で炭酸水が作れちゃう訳です。
進次郎構文から抜け出せない・・・・タスケテ
どうやってお家で炭酸水を作るかというと、炭酸ガスが充填されている専用のガスシリンダーを使います。
これを機械にセット。
専用のボトルに水を入れてセット。
いざボタンを押して、ストリーーーーム!!!
ボタンを押す時間を調すれば炭酸の強さも思いのまま、自宅で炭酸水が作れちゃう!
これなら炭酸水買い忘れてハイボール飲めない!なんてことが無くなりますね。
こういうのってお高いんでしょう?
ノンノン。そう思っていた時期が私にもありました。
ここでサクッとコスト試算してみましょう。
いきなり答えです。
ソーダストリームやすぅい!
買わない理由は見つかりませんね。
この計算の条件はこちら
□共通
・毎日0.5ℓの炭酸水を消費する。
□セブンイレブン炭酸水
・138円/ℓの1リットルペットボトル(あの太っちょいやつ)を比較対象とする。
・Spirit(スピリット)スターターキットを購入。
・本体代金は2年間で償却すると仮定。
・ガスシリンダーは60ℓの交換用@2000円を使用。
・水の金額は無視する。
もう少し詳しく見ていきます。
2021年4月からソーダストリームを使い始めたと仮定します。
横軸が時間を示していて、2年間のグラフです。
オレンジの線のスタートが14,000円になっているのはスターターキットの値段です。
ガスシリンダー1本で炭酸水60ℓ作れるので、一日0.5ℓ消費すると、4カ月毎にガスシリンダーの購入金額が発生してグラフは階段状になっています。
一方青色の炭酸水は2日に一本、つまり月に15本をセブンイレブンで1リットルボトルを購入したと仮定しています。
出費は一定なのでグラフは一直線に増え続けています。
本体を購入する分があるのでソーダストリームのほうが初めは高くつくのですが、11月くらいには累計出費額はセブンイレブン炭酸水と逆転します。
ひとまず2年間分しか示していませんが、グラフから予想できると思いますが、期間が長くなるほど、ソーダストリームとペットボトル炭酸水の差は大きくなります。
つまり長く使えば、よりお得!
最高だぜ!!
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ついでに言うと、sodastreamのHPを見ると、ペットボトルを出さないのでエコだと主張されています。
レジ袋が有料化され、効果の是非が話題になりましたが、こっちのほうがよっぽど説得力ありますね。
でも、炭酸水の正体ってまんまCO2なので環境に悪いじゃないか!地球温暖化!
How dare you !! (よくもそんなことができるな! / Greta Thunberg)
アンテナが高い方はそう思われるかもしれません。
しかし、実はこの炭酸水を作るのに使用されているCO2は、石油精製の過程などで副産物として発生するCO2を用いているのが一般的です。
従って、本来ならそのまま大気に放出されるはずだったものを使っているので、私たちが炭酸水を作る行為そのものでCO2排出が増えるわけではないのです。
レジ袋、プラストロー、プラスプーンと来ました。
全部クソなので私は普通に有料購入していますが、次は本当に意味がある炭酸水のマイボトル化かもしれませんね。
その前にソーダストリームを導入して準備しておくべきかもしれませんね。
お家でペットボトルを出さずにハイボールを楽しむ、これは消費者側にもメリットがあるので、本当にクールでセクシーだと思います。
ただただお金を徴収するよりも、このソーダストリームのように持続可能な形の方がよっぽどスマートですしね。